ホームページのSEO対策の基本|検索に出てくるために何を優先するか

ホームページのSEO対策の基本|検索に出てくるために何を優先するか

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ホームページを作ったのに、検索してもなかなか出てこない。そう感じたことがある方は多いと思います。SEO対策という言葉は聞いたことがあっても、何から手をつければよいのかは分かりにくいものです。専門会社に相談すると次々と提案が出てきて、どれも大事に思えてしまいます。

限られた時間の中ですべてに手をつけるのは現実的ではありません。優先順位を間違えると、時間をかけた割に成果が見えず、途中でやめてしまうことにもなりかねません。だからこそ、最初にどこから手をつけ、どこは後回しにしてよいのかを知っておくことが大切です。

この記事では、小さな事業がホームページのSEO対策で最初に確認すべきこと、後回しにしてよいこと、外部に頼むかどうかの判断までをまとめます。地図アプリでの見つけられ方(MEO)は別の話として、地図アプリで見つけてもらう|店舗情報を整える順番で扱っています。あわせて読むと、検索まわりの全体像がつかみやすくなります。

目次

検索に出てくることは、目的ではなく手段

SEO対策(検索エンジン最適化)を始める前に、確認しておきたいことがあります。それは「順位を上げること」自体が目的ではないという点です。目的は、来てほしい人に見つけてもらい、問い合わせや予約につなげることです。この順番を忘れると、順位は上がったのに問い合わせは増えない、という結果になりがちです。

誰の、どんな検索で見つかりたいかを決める

最初に決めるのは、どんな人が、どんな言葉で検索したときに見つかりたいかです。近くに住んでいて今すぐ利用したい人なのか、比較検討している途中の人なのかで、見せるべきページの内容は変わります。ここが曖昧なまま対策を始めると、労力をかけた割に成果が見えにくくなります。

順位を上げること自体をゴールにしない

特定の言葉での順位が上がっても、その言葉で検索する人が少なければ、来店や問い合わせにはつながりません。順位そのものより、来てほしい人が実際にたどり着けているかを見る方が、事業にとっては意味があります。

地図アプリの検索(MEO)とは別に考える

「地域名+業種」で探されて地図アプリの一覧に出てくることと、ホームページが検索結果に出てくることは、仕組みが別です。近くの店を探している方への対応は地図アプリの情報整備が中心になり、じっくり比較したい方への対応はホームページのSEO対策が中心になります。両方を混同せず、どちらの入口を強くしたいのかを分けて考えます。

まず直すべきは、情報の正しさとページの土台

目立つ対策に手を出す前に、土台となる部分を直しておく必要があります。土台が崩れたままだと、後から何を積み重ねても効果が出にくくなります。

店名・住所・電話・営業時間をサイト内で統一する

ページごとに店名の表記や電話番号の書き方がずれていると、検索エンジンにも訪れた人にも「正確な情報かどうか」を疑われます。まずはサイト内のすべてのページで、基本情報の表記をそろえるところから始めます。

ページの読み込み速度とスマホでの見え方を確認する

表示に時間がかかるページや、スマホで文字が読みにくいページは、途中で閉じられてしまいます。多くの方はスマホから検索してくるため、パソコンでの見え方だけを確認して安心しないようにします。実際にスマホで自分のページを開き、指で操作しながら確認するのが一番確実です。

httpsと壊れたリンクの有無を確認する

アドレスが暗号化されていない状態や、クリックすると存在しないページに飛んでしまうリンクは、信頼を下げる原因になります。ページを増やしたり内容を書き換えたりする前に、まず現状のリンクが正しく機能しているかを一通り確認します。

ここだけは見る

土台の確認は地味ですが、他の対策より優先度が高い作業です。基本情報の統一・表示速度・リンク切れの3点は、追加の費用をかけずに自分たちで確認できます。

検索されている言葉に、ページの言葉を合わせる

土台が整ったら、次はページの中身と検索する人の言葉をそろえます。事業者側が使う言葉と、探している人が使う言葉は、意外と違うことがあります。

使われている言葉を、お客様の言葉で探す

専門用語やサービス名で書いてしまいがちですが、初めて調べる人は、もっと素朴な言葉で検索します。実際の問い合わせやアンケートで使われている表現を集め、そこに出てくる言葉をページの文章に反映させます。スタッフが日々受ける電話やLINEでの質問も、お客様が使う言葉を知る手がかりになります。

タイトルと見出しに、探されている言葉を入れる

ページのタイトルや見出しは、検索エンジンにも訪れた人にも、内容を判断する手がかりになります。探してほしい言葉が入っているか、タイトルと見出しだけを並べて読み返してみると、抜けに気づきやすくなります。

一つのページに、詰め込みすぎない

一つのページであれもこれも伝えようとすると、結局何のページなのかが伝わりにくくなります。伝えたいことが複数あるなら、ページを分けて、それぞれのページの役割をはっきりさせる方が、探している人にも伝わりやすくなります。

内容を増やすときの優先順位

土台と言葉を整えたら、ページの内容を増やす段階に入ります。ただし、どのページからでも良いわけではありません。

よくある質問と、料金や実績のページを先に整える

検討している人が最後に確認したいのは、料金の考え方や、これまでの実績です。ここが薄いままだと、せっかく検索でたどり着いても、比較段階で他の候補に移ってしまいます。新しいページを増やす前に、決め手になるページから充実させます。

更新頻度より、内容の正しさを優先する

「頻繁に更新した方がよい」と聞いて、内容の薄いお知らせを量産してしまうことがあります。更新の頻度そのものより、書いてある内容が正しく、読んだ人の役に立つかどうかの方が大切です。公開後の更新の考え方はホームページの更新・保守運用|公開後に何をするか、誰が担当するかを決めるで扱っています。

他のサイトの丸写しはしない

同業のサイトを参考にすること自体は自然なことですが、文章をそのまま写すのは避けます。自分の事業の言葉で書き直すことが、結果として他とは違う内容になり、検索エンジンからの評価にもつながります。

外部から評価されるための地道な積み重ね

ページの中身を整えたら、次はページの外側からの評価を積み重ねる段階です。ここは時間がかかる部分ですが、無理をして近道をすると逆効果になることがあります。

取引先や地域団体からのリンクを増やす

付き合いのある取引先や、加盟している地域の団体、商工会などのサイトに掲載してもらえないかを確認してみます。関係のある相手からのリンクは、無関係な相手からのリンクより価値があるとされています。まずは身近な関係から当たってみます。同業者との相互紹介や、地域の情報サイトへの掲載依頼も、実際にやってみると思ったより手が届く範囲にあります。

SNSや地図アプリの情報とページを連携させる

SNSの投稿や地図アプリの店舗情報から、ホームページへのリンクを張っておくと、複数の入口からたどり着いてもらえるようになります。公式LINEを使っている場合の設計はLINE公式アカウントの使いどころ|再来店につなげる設計で扱っています。

無理な被リンク対策には手を出さない

リンクを大量に買い集めるような対策を勧められることがありますが、評価を落とす原因になり得ます。地道に関係先とのつながりを増やす方が、遠回りに見えて確実です。

契約前に確認

検索順位を短期間で保証するような話や、大量のリンクを購入する対策は避けます。評価の仕組みは変わり続けており、無理な対策は後から評価を落とす原因になります。

効果を確認する頻度と、外部に頼むかどうかの判断

最後に、対策を続けながらどう確認していくか、どこから外部に頼むかを整理します。

アクセス解析は月1回、大きな変化だけ見る

毎日数字を追いかけても、細かい増減に振り回されるだけです。月に一度程度、大きな変化があったかどうかを確認する程度で十分です。数字の見方に慣れてきたら、どのページから来ているかも合わせて見ておくと、次に整えるページの優先順位が見えてきます。

自分でやる範囲と、専門家に頼む範囲を分ける

基本情報の統一や、よくある質問の充実は、自分たちでも進められます。一方で、表示速度の技術的な改善や、サイト全体の構造の見直しは、専門知識が要る領域です。すべてを自分で抱え込まず、どこから専門会社に相談するかを線引きしておきます。ホームページ制作全体の依頼の仕方はホームページを外注するときの頼み方|見積もりで見る項目と依頼文の書き方を参考にしてください。

短期間で順位を保証する話には注意する

専門会社に相談する際は、短期間での順位保証をうたう提案には慎重になります。検索エンジンの評価基準は事業者側からは見えず、確実な保証はできない性質のものです。何を、どのくらいの期間で、どう確認しながら進めるのかを具体的に説明してくれる相手かどうかを見て選びます。

SEO対策は、一度整えて終わるものではなく、土台を整え、言葉を合わせ、地道な積み重ねを続けていく取り組みです。まずは自分たちで確認できる土台の部分から手をつけ、そのうえで外部に頼む範囲を決めていくと、無理なく続けられます。ホームページ全体の選択肢や費用の考え方は小さな店のホームページとネットショップ|選択肢と費用、顧客データの活用は顧客管理(カルテ・台帳)の選び方|紙からの移行も含めてもあわせて確認してみてください。

よくある質問(FAQ)

  • SEO対策は何から始めればよいですか。

    まずは店名や住所、営業時間などの基本情報がサイト内で統一されているか、表示速度やリンク切れがないかという土台の確認から始めます。目立つ対策より、地味な土台の方が優先度は高くなります。

  • 更新頻度を上げれば検索結果に出やすくなりますか。

    更新の頻度そのものより、内容が正しく役に立つかどうかの方が重要です。内容の薄い更新を量産するより、料金や実績など決め手になるページを充実させる方が効果的です。

  • 地図アプリの対策(MEO)とホームページのSEO対策は同じものですか。

    仕組みが異なります。近くの店を探す検索は地図アプリの情報整備が中心になり、比較検討する検索はホームページの内容が中心になります。両方を分けて考える必要があります。

  • 被リンクを増やすためにリンクを購入してもよいですか。

    避けた方がよいとされています。評価を落とす原因になり得るため、取引先や地域団体など関係のある相手からのリンクを地道に増やす方が確実です。

  • どこから専門会社に相談すればよいですか。

    基本情報の統一やページ内容の充実は自分たちでも進められますが、表示速度の技術的な改善やサイト構造の見直しは専門知識が要ります。短期間の順位保証をうたわず、進め方を具体的に説明してくれる相手を選びます。

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